安全ポリシー
Guidelines for Safety Policy and Procedures
スイスボールの使用上の注意とトレーニング施設&ヘルスクリニックへの指針
使用上の注意
スイスボールは、トレーニングやリハビリテーションにおける重要なツールです。ボールの破損は、"バースト抵抗"を減少させていき、バースト(破裂)するリスクを高めてしまいます。日々のメンテナンスで破損したボールを特定し、そのボールの使用を中止することが必要不可欠です。
スイスボールを蹴ったり、鋭い角に接触したりする状況を避けるように心がけましょう。
安全性を確保するためにどのような外観か関係なく、製品購入後から12ヶ月毎に交換するようにしましょう。表面上では見えないわずかな損傷が、壁の内部構造に大きな損傷をもたらしている事もあります。
トレーニング施設などの管理義務
トレーニング施設等でスイスボールを使用の際、あなたは安全を確保する責任があります。
トレーニング施設において安全ポリシーを持つ事は、あなたが顧客に対して安全性を確保しているというメッセージになります。
安全方針はまた、保険会社が損害賠償保険の掛け金支払を削減するかどうかという点において、積極的に見られます。
本製品を安全に使用するために以下のガイドラインを厳守してしてくださいますようお願いいたします。
ガイドライン Guidelines for Safety Policy and Procedures
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顧客とスタッフの為に、ボール置き場の近く、はっきりと目に見えるように安全ポスターを置く事 (取扱説明参照)
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すべてのスタッフの為に、スイスボール安全ポリシーを保持する事
— これは研修行程の一部とし、定期的に更新する必要がある
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常に、各ボールに適した空気注入ガイドラインを確保する事
— 決してボールにマークされている最大直径を超えてはいけない。最適な直径は、通常、最大直径よりも約5%以下である。ボールのチェックは毎日する必要がある。各ボールサイズの垂直高さを示すよう、近くの壁にマークする
空気注入ガイドライン (取扱説明参照)
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常に最高の“ユーザー·ライフ”サイクルでボールを維持するために、ボールのラベルの近くに(使用可能な場合、バッチ番号も)ボールに空気を入れた日付を書く事
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ボールには(ボール資産台帳)番号が付けられ、空気を入れた日付、バッチ番号(ラベルから)、点検欄、などの詳細事項は、ボール状態を定期的にチェックするために使用する事
*以下、例表1を参照
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毎日、変形や損傷があるかスイスボールの表面をチェックし、問題のありそうなボールは交換する事
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ボールが安全でないとみなされた場合、空気を入れる事、そして施設のフロアに戻す事が出来ないように、すぐにハサミで(3-9cm)切断しなければならない
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常に直射日光や直接の熱源からボールを離す事
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常にパッド入りの床やマットの上でスイスボールエクササイズを行う事
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もし、メディシンボールやダンベルなどのレジスタンストレーニング用ツールと一緒に使用されている場合、周囲の環境を安全にする事 – もし落ちた場合に、落下物を捕らえるシステムやパートナーをキャッチするような、柔道/体操用マットのような厚い床マット、常に顧客を監督し、既存のバランススキルや体調に従って、ボールの正しい使用を指示する事。高齢者や体重過多、明らかな身体的障害を有するような、ハイリスクグループは、監督下でのみトレーニングを行う必要がある。ボールへの乗り降りは、使用者へのリスクをもたらす。
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定期的にスイスボールをアップグレードする事 - 12ヶ月毎が好ましい期間である
禁止事項
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推奨サイズよりも大きくなるよう空気を入れない事
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破損または傷跡のついたボールを修復しようとしない事
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12ヶ月以上前に空気を入れたボールを使用しない事
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蹴ったり、打ち付けたり、または誤った使い方をされた用ボールを使用しない事
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32℃以上、18°以下の気温下で空気を入れない事
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ボールは熱源の近くから離す事 ボール内部の空気が膨張する事で、ボールが破裂する可能性がある
もし、“禁止事項”リスト項目のいずれかにさらされた場合、ボールは脆弱化され、バースト耐性特性を弱める可能性がある。
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Version Date 5th October 2010 Copyright 2002 AOK Health Pty Ltd